リアルパパ育が始まった理由

パパ育

リアルパパ育が始まった理由

僕が最初から「育児をメインでやるパパ」だったわけではありません。

1人目が生まれた頃、僕はフル出社で働いていて、月に1回は土曜日出勤もありました。

妻はもともと育児が得意なタイプではありません。それでも育休を取り、子どもを育てながら大手企業に復帰しました。

でも、復帰して頑張っていても、どこか「育休復帰者」として見られているようでした。周りの独身の同僚が上の階級へ進んでいく一方で、妻は好きでもない部署で働き続け、モヤモヤを抱えていました。

当時の僕には、「妻は時短勤務だし、子どものことはある程度妻が見るんだろう」という気持ちがありました。

今振り返ると、僕自身も「育児は妻が中心」という考えをどこかで持っていたんだと思います。

そんな中、2人目を妊娠。

妻を近くで見ていると、「このままだと育児で本当に限界が来るんじゃないか」と感じるようになりました。

その頃、妻がフレックスや在宅勤務ができ、さらに年収アップも目指せる会社を見つけてきました。僕も受けてみたところ、ありがたいことに採用してもらうことができました。

前の職場が嫌いだったわけではありません。

それでも転職を決めたのは、「今は自分がもっと育児をしないといけない」と思ったからです。夫婦の中では、僕のほうが少し余力があるとも感じていました。

そして2人目が生まれ、妻は再び育休へ。僕もパパ育休を取得しました。

1人だけのときは「意外といける」と思っていた育児。

でも、2人になるとまったく違いました。

さらにその後、妻と娘が同じ時期に入院することになりました。

妻の気持ちも少しずつ落ち込んでいき、家族全体が限界に近づいていくのを感じました。

幸い実家が近かったため、平日は実家に助けてもらい、土日は自宅で過ごすという少し変わった生活が始まりました。

会社にも事情を話して相談したところ、ほとんど在宅勤務で働けるよう配慮してもらえました。

そこから、僕が育児や家事をする割合は一気に増えていきました。

ご飯はほとんど僕が作ります。洗濯もします。昔はできなかったアイロンがけも、今ではできるようになりました。

ただ、最初から今のような気持ちだったわけではありません。

「こんなにやってるのに、なんで?」

そう思うこともたくさんありました。

「洗濯くらいやってよ」

「掃除機くらいかけてよ」

そんな気持ちが自分の中にあって、ぶつかることもありました。

でも今は少し考え方が変わりました。

「どっちがやるか」ではなく、できる人が、できるときにやる。

そして、できるときは一緒にやる。

そんなふうに考えられるようになりました。

もちろん僕だって、「今日は休みたいな」と思う日はあります。

妻のことが嫌いなわけではありません。むしろ大切だからこそ、ここまでやってこられたのだと思います。

今、妻は自分の好きな仕事ができていて、充実しているように見えます。

土日に仕事が入ることもあります。それでも僕は、できるだけ子どもたちを連れて妻のところへ行きます。

少し遠くても、「ママが働いている姿」を子どもたちに見せてあげたいからです。

一方で、夫婦2人の時間はほとんどありません。

正直、僕は少し寂しいです。

でも、これが今の僕たち家族の形なんだと思っています。

僕は「イクメン」になりたかったわけでも、家事が得意だったわけでもありません。

家族の状況が変わるたびに、そのとき必要なことを一つずつやってきただけです。

気づいたら、僕が育児の中心にいました。

だから、このブログでは「完璧なパパの育児」を書くつもりはありません。

うまくいかなかったこと。夫婦でぶつかったこと。仕事と育児の両立。ご飯作り。子どもとの休日。そして、実際にやってみて助かったこと。

そんなリアルなパパ育を書いていきたいと思います。

同じように共働きで子育てをしているパパやママが、

「うちだけじゃないんだ」

「これ、ちょっとやってみようかな」

と思える場所になったら嬉しいです。

家族でもっと、いい毎日を。

これが「リアルパパ育」の始まりです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました